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【鬼手仏心】哲山会のブログ

 三権を監視する社会問題被害者救済・告発機関

【山梨髪切り国賠訴訟】原告が勝訴! 家族愛の勝利

山梨髪切り国賠原告勝訴!!!司法は生きていた!!!
国賠勝訴率約1割の壁を撃破!!!端弁護士激闘!!!
我が子を守る家族愛が勝った!!国民から支持!!!

  2016年6月に事件が発生してから5年以上の月日が流れ一つの区切りを迎えた。
 事件の詳細については、報道各社が掲載している通りである。
(これまでの経過は、ブログ内検索で「山梨」で検索してください)

 哲山会は、被害にあわれた女子生徒の御両親から事件の説明を受け即日着手に入った。
 国賠というハードルは、一般人には世界の屋根よりも高く感じるに違いない。
 それに勝訴判断の確率も約1割にも満たない現状だ。

 裁判に勝つためには、明けても暮れても証拠・・証拠が当然ながらモノを云う。
 説明を上手くできないことや周囲の目や恐怖にも耐えなければならない・・基本的な陳述書の作成も必要になる。

 何も悪いことをしていなくても裁判となれば、精神的負担も半端じゃない。
 哲山会には、多くの相談や意見が全国から寄せられる中で被害者と寄り添い心が折れないよう努めている。
 本件が勝訴したのは、家族の絆と御両親の子供を必ず守り通すということに尽きると思う。

 弁護士の選任にも頭を悩ませた・・・国賠を任せられるだけの弁護士も少ない上に高度な能力を備えた弁護士じゃないと最後まで達成できない・・・そんな中でこの人しか居ないという考えで「よつば法律事務所」(福井市)の端弁護士に御願いすることになった。
 県外依頼者を引き受けてくれるのか心配だったが、弱者救済という信念を貫く端弁護士に受任してもらえた時には、いくら経験豊富な小生でもホッとしたのが正直な気持ちだった。

 そこから提訴までは早く感じた。
 何よりも家族が、準備書面に関する証拠等を家族連携で先に用意できる能力を持っていることを知った際には舌を巻くほどであった。
 子供を励ますだけでも精一杯の状況の中でこれだけのものを用意できることを不思議に思い聞いてみると独学だったことがわかった・・・
 驚いた小生は、この人、道を間違えたかな・・明日からでも弁護士できそうと思ったことを記憶している。

 しかし、心無い誹謗中傷を浴びせられながらの訴訟期間中の道のりは辛かったと察する。
 家族の希薄化が進行する中で家族愛の手本を感じ大変勉強になった。

 裁判官の資質低下が問題視される中で勝訴を勝ち取ることは容易いことではない。
 全国で学校問題が法廷論争になる中で大きな一歩になったことは間違いない。
 今後、学校問題で悩まれている人からもアドバイス提供の依頼を受けると思うが、困難な状況の中で経験したことを話してくれると思う。

 少しでも世の中の人が救われることを願う原告の心に敬意を表したいと思います。本当に長い間、ご苦労様でした。

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【宮崎県・小学校バット事件】県警が書類送検 教諭、謝罪なし

宮崎バット事件!!!
生徒の頭に金属バット直撃!!!
宮崎県警が教諭を書類送検!!! 業務上過失傷害!!!
被害生徒脳損傷で後遺障害!!! 教諭謝罪なし・・

 平成31年3月に宮崎県都城市市立小学校で発生した事件・・
 詳細は、哲山会過去ブログを参照して頂きたい。(過去記事

 今年3月に業務上過失傷害罪で女性担任教諭を宮崎県警に刑事告訴した。
 宮崎県警は、今年10月に書類送検した。

 学校側は、誠意ある説明もせず、女性担任も謝罪しないまま放置されていた。
 被害生徒は、後遺障害が原因で頭痛等が酷く学校にも行けない状態が続いていた。

 本件は、保護者から哲山会本部に相談があり、弁護士を斡旋するとともに事件が表面化した。
 都城市担当者は、責任は注意を怠っていた市と教諭にあると話しているという。
 今後、刑事民事の両面から、事件の真相が明らかになる。

【山梨・女子中生髪切り事件】11月30日、判決

山梨髪切り訴訟判決迫る!!!司法判断に注目!!!
国賠判決ハードルに国民が注視!!!
国賠勝訴1割の現実に挑む・・勝ってくれ!!!
学校問題山積に光を!!!11月30日判決!!!

 山梨髪切り事件は、哲山会・全国紙・地元紙を通じて全国に衝撃を与えた。
 詳細については、過去ブログを参照して頂きたい。(ブログ内検索で「山梨」で検索してください)

 いよいよ11月30日午後2時10分から甲府地裁で判決が言い渡される。
 国賠判決は、圧倒的に行政が勝訴する率が高く、国民が考える視線とは真逆判断が多いのも事実であろう。
 経済的整合性の観点から考えても低い水準だ。

 こういった問題は、被害者や家族のエネルギーを根こそぎに奪ってしまい提訴する機会も時には喪失してしまう。
 所詮、裁判も人によって判断されるが、それを手助けしてくれるのが、多くの人の協力だと小生は考える。
 本件も多くの人が、原告である被害者・家族を励ましてくれた。
 そして家族の強い絆が支え合い判決の日を迎える。

 悪いこともしていないのに中傷されるといった苦悩も続いた。
 きっと判決は、原告にとって意味のあるものになると信じている。

 当日は、哲山会本部と関西支部長が傍聴することになっている。

【ゲンキー】意識朦朧の客を放置

意識朦朧者を救助せず業務活動の実態!!!
救命活動は居合わせた客に押し付け!!!
救急隊員に対し誘導せず!責任者も出てこず!!!
それでも県内最大級のドラックストアか!?
 

 11月4日県内最大級を誇るドラックストアゲンキー和田東店で支払い中の男性が、突然、意識朦朧となり倒れそうとなった。
 明らかに体調に異変が生じており、自身では立っていることが不可能な状況であったという。
 レジ担当者も異変に気付き男性を支えようとしたものの業務優先でレジ打ちに戻ってしまったという。
 居合わせた女性客が事態を深刻と考え、咄嗟に男性を長椅子まで誘導し救急車を自身の携帯電話で通報したという。
 その際にレジ担当者は3人居たが、誰一人救命活動を手伝う者は居なかったという。
 担当者の一人が店長を呼び出すも、店長は現場に駆け付けることは無かったという。
 たまたま居合わせた客2名の懸命なる救助活動で幸いにも命の危機を脱したという。

 現場は、県内最大級の薬屋さんであり、一般人よりも知識を有する薬剤師も常駐しているはずの店内の従業員が、救命活動を怠るとは何事か!
 社員教育というよりも人として如何なものなのか・・・。
 職員・パートを含めると4000人を超える大企業が、レジが混んでいるから人命救助は後回しという馬鹿げた事態に呆れるばかりだ。

【池田中自殺事件】福井地検側を刑事告発

福井地検統括検務官を刑事告発
検審バックを何と心得るか!!! 地検方針虚偽説明?!
捜査担当が次席検事じゃなく四席検事だった!!!
地検説明・・・回答する気なし不誠実!!!

 池田中学自殺事件で福井地検に刑事告発した経緯については、過去ブログを参照して頂きたい。
 令和3年9月16日午後4時に告発状を提出した。
 告発経緯についても過去ブログを参照して頂きたい。

 福井地検統括検務官を公務員職権濫用罪の疑いで福井地検に対し告発状を提出し、受け付けられた。
 
 「今後は、捜査に全面協力していく方針です」「福井地検への告訴告発に対し告訴・告発人の方々から、当方に情報が寄せられております」

・告訴・告発人が告訴告発状を提出した際に内容を確認しない。
・告訴状受理の問い合わせを定期的に連絡していたが、審査中と数カ月間返答され続けていたが、実際は提出日に即日受理されていた。
・担当検事事務官と事情説明日時を必ず連絡すると約束していたが、意見聴取もなく捜査が終結した。
・被告訴人が事情聴取されることなく起訴猶予になった等という。

 因みに他県の地検では、告訴告発状を別室で事務官が同席し事件の経緯・誤字脱字の確認作業を行い今後の流れや注意点を詳しく説明してもらえる。
 場合によっては、担当検事が告訴・告発人を地検に出頭要請して受理することもある。
 
 が、福井地検においては、事務員が受付窓口に来て数秒で終わらせるという簡略化?? 福井地検だけは、他地検と違うルール設定があるのか疑問である。

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