大阪府警の機動隊員が、沖縄県の米軍北部訓練場の工事反対派に「土人」「シナ人」と暴言を吐いたことが問題になりました。
やはり悪名高き大阪府警ではあります。
シナ人、というのは中国人ということですね。
機動隊といえば警備部門ですから、「警備=公安」という図式で右翼的な意識は極めて強いのでしょう。
侮辱的な意識も強いことは明白ですね。
一方の土人という言葉は地方警察官にとって、少し一般人の意識とは違うようです。
というのは、各都道府県警では警察庁のキャリア官僚が本部長などの要職に就くわけですが、このキャリアが仲間内で地元の警察官のことを「土人」と呼んでいるらしいです。
いわゆる「隠語」ですが、地方の警察官自身もよく知っている隠語です。
ある警察官は「東京の人に自分たちが土人と呼ばれてるから、大阪人が沖縄県民を土人と言うのは「地方の人」という程度の自然なもので、そんなにひどいことを言っている意識はないのでは」とのこと。
しかし自分たちがさげすまれて呼ばれている土人という言葉だけに、一般の人以上に侮辱する意識が高かったともとれます。
いずれにしても、公務員としても人としても最悪なのは変わりません。
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関西電力高浜原発1、2号機の再稼働を巡り、原子力規制委員会の審査対応をしていた同社課長職の40代男性が4月に自殺し労災認定を受けていたことが報道されました。
この課長さんの遺族の代理人は、某政党系の弁護士との情報があります。
関電の労働組合から依頼を受けた某政党がお抱えの弁護士を派遣したのでしょう。
弁護側としてはこの問題を公表されたくなかったようです。
関電も「この職員がいるともいないとも言えない」という内容のコメントを出しています。
状況を見ると、水面下で和解が進んでいるようですね。
かなりの額が提示されているものと考えられます。
あるいはもう、終わっているのかもしれません。
また水面下で交渉を続けていたのは、某政党が国に対するカードとして使えるという思惑があったのかもしれませんね。
この報道は共同通信社によるもののようですが、かなり内情が詳しく書かれていました。
とてもここまで入り込めるとは思えませんから、内部の人間によるたれ込みの可能性が高いです。
問題が公にならないことが面白くない勢力(人物)が関電内部にいるという証拠のようです。
正義漢か、大金を受け取ることに対する嫉妬心か、あるいは上層部の権力闘争か-。
想像が膨らんでしまいます。
当センターの取り組んでいる「勝山剣光堂被害者の会」について、福井新聞が取り上げました。
(以下はリンクです)
刀剣横領、15日被害者の会総会 日本刀返還や損害賠償を請求へ(福井新聞)
「勝山剣光堂被害者の会」に相談が続々と入っていますが、当初、「日本刀が返ってこない」という事案だったのですが、中には美術品などを預けたという人も出てきました。
名目は、客の代わりに売ってあげるという委託販売の契約だったそうです。
購入価格約300万円の毛皮をはじめ絵画、花瓶などの美術品、ライターなどのブランド品を預けたそうです。
総額は1000万円超!
鑑定だけで30万円とられたとのこと。
預けたものの、うんともすんとも言ってこず、返還に応じないそうです。
同様の手口で「棟方志功」の板画が返ってこないという人もいます。
ところで刀剣業者なのに、美術品やブランド品の鑑定できるのでしょうか?
疑問です。
金になればなりふり構わず、という状況が如実に表れています。
しかしこんなことが長年まかり通ってきたというのは、どういうことなのか。
このような手口を決して許してはいけません。
【お知らせ】
総会は15日午後2時から、福井市の県国際交流会館です。
当センターの協力弁護士2人が出席予定です。
被害者の会は9月6日に発足。数人で結成しましたが、福井新聞の報道を受け3日後には30人を突破。現在、会員数は約40人に上っています。