村内代表の論説
10月27日に行われた勝山剣光堂への強制執行に関し、執行官が執行の数日前、報道規制とも受け取れる要請を弁護士に対ししていた。
「強制執行の日時・場所を報道機関に教えないように」という内容。
要は、報道を嫌う勝山被告の妻に配慮してのことだろう。
当然、要請は却下した。
執行官も忘れてはならないのは、こんな配慮よりも日本中で絶望に襲われている被害者の心情を無に出来ないことだ。
今年年9月の強制執行の際に大失態を引き起こしたことを教訓に、職務を全うすることが信頼回復に繋がる。
強制執行を妨害すれば、逮捕することを強く相手に伝えれば良いだけの話し。
で、今回の強制執行は、午前10時から開始され店舗兼住居が留守になっていたことから、前回も登場して帰らせてしまった鍵屋さんが、今回は仕事をさせてもらえる強制開錠で幕開けした。
しばらくして勝山被告の妻が帰宅したが、既に執行官は店舗内に突入していた。
店舗外に勝山被告の妻の抵抗する声が聞こえてきたが・・。
順次、被害者が店舗内に入り確認作業が、スムーズに行われていった。
事前の報道規制もなく、この日の執行官の任務は完璧に近かったのではないか。
社会問題被害者救済センターのブログを愛読していたのかも・・。
一方の福井警察署の強制執行もスムーズに行われ被害者の元に返還されていったのだが、残念なことが一つだけあった。
弁護士・報道陣に対して福井警察署を映さないで欲しいという要望。
押収品を強制執行されたとあっては、世間的にもマズイとの考えだったのかも知れないが、逆に福井警察署に押収されたことで被害を食い止めたという考えもできるのではないか。
いずれにせよ返還されたことは良かったと思う。
しかし、刀剣以外に毛皮・ブランド品・陶器類の被害者が存在することを忘れてはならない。
福井警察署には、引き続き捜査を強く願うばかり。
10月26日の刑事裁判でも、福井地検吉川検事に有力情報が被害者の会から提供されたとされ、協力体制は維持されている。
社会問題被害者救済センターに寄せられる有力情報を提供してくれる人たちへの感謝も忘れてはならない。
話を付け加えておきたいことがあるが、何かと裁判所に出向くことが多い中で小生が必ず立ち寄る裁判所地下の喫煙所。
兎に角、同じ職員が一時間に何度も喫煙しに来る。
頻繁に清掃してる様子もなく携帯片手にプカプカ喫煙を楽しんでいる。どこから見ても業務じゃなく単なるサボりにしか見えない。
裁判所職員の休憩が、一時間にどれだけあるのか・・吸い過ぎにはご注意をと伝えたいものだ。
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社会問題被害者救済センターに、関西のある方から借金の過払い金訴訟に関する相談が入りました。
ネットでセンターの存在を知ったようです。
センターでは協力弁護士に打診、受けて頂けることになりました。
ただこの事案は、既に控訴審に入っているというもの。
一審は弁護士に依頼せず、自分で訴訟を起こしたそうです。
すると、到底納得できない弱者軽視の不当判決が下されました。
当センターの村内代表が指摘しているのですが、弁護士に依頼せず訴訟を起こすのはかなり厳しいものがあるようです。
というのは「素人の訴状は裁判官は読まない」という〝都市伝説(!?)〟。
素人ながら筆者自身も、司法界には司法界の「言語」や「思想」があるように感じ、一般の感覚で押し通そうというのは少々危険に思います。
できれば今回の事案も、一審の段階でご相談いただければ良かったと思います。
センターではこういった事案も受け付けています。
ただ、なるべく早い段階でご相談いただきたいと思います(汗)。
勝山剣光堂事件で、福井地裁による刀剣の返還命令に剣光堂が従わなかったため、27日、剣光堂の店舗や倉庫で回収の強制執行が行われました。 また、事件の捜査本部が置かれていた福井署は同日、押収していた刀を被害者に還付しました。
この日は11人が回収に立ち会い、10人の刀18本や十字やり1本、鐔などの付属品多数が返還されました。
同署からは後日、残り3人に刀3本が返還される予定です。
弁護士らが福井市内で報道関係者を前に会見し「刀身については希望する被害者全員分が回収できる見込みとなった。一つの大きな区切りになる」と話しました。
ただ、被害者1人については預けた鐔などの付属品がすべて発見できず、返還されず、極めて残念なことです。
勝山被告が既にどこかに売り飛ばしたのではないかと推測されます。
この裁判では、民事裁判としては極めて珍しい「完全勝訴」を勝ち取りました。
しかしまだまだ被害は残っています。
当センターでは、返還されなかった人たちのために、損害賠償請求をしていかなければならないと考えています。
訴訟参加を希望される方は、当センターまでご連絡ください。
大型台風の爪痕が福井県内に残し去っていったが、アノ男も・・。
勝山智充被告(福井市)の悪名は、去るどころか停滞前線となって猛威を振るっている状況にある。
社会問題被害者救済センターに情報提供された内容を紹介していきたいと思う。
今や世間で知らない人が存在しないくらいの勝山被告だが、刀の横領等で商いをしているだけでなくエロDVDの販売にまで力を注ぎ込んでいたということが分かった。
過去には、NHKに自然保護を目的とした番組にも出演し好青年化した経緯もある。
この件は、何人かのグループで運営されており刑事事件としても世間の明るみになったというもの。
しかし、逮捕者の中に勝山被告の名前は一切挙がっていない・・・。
勝山剣光堂本店の1階事務所のパソコンを経由し販売促進されていたというが、このご時世に県警情報網に引っ掛からなかったというのも不思議な話でもある。
実行犯である以上、風営法にも一発アウトと思われるのだが。
勝山剣光堂に県警のガサが入った時点でパソコンデーターも捜査対象として捜索されていたものと思われるが。
何しろこのエロ事業でシコタマ儲けていたのは勝山智充だったとも報告されている。
◆ ◆ ◆
まだまだ情報提供は続いていく。
勝山智充と叔父とは、平成11年以降は犬猿の仲と噂になっているほど絶縁状態。
裁判の証人尋問に出廷した叔父の発言は、誰もが疑いの持たないほどの口撃であったことで巷の噂も納得できる内容。
しかし、今年10月に入って誰も想像もしていない情報提供が、社会問題被害者救済センターに勝山被告夫婦と懇意にしていた人物から入った。
核弾頭級の極秘情報の中身を惜しまず紹介する。
勝山剣光堂が客から預かった刀剣類の保管場所は、本店と本店周辺の倉庫と確認されており、県警ガサ・強制執行もその通りに行われている。
しかし核弾頭級の情報によれば、犬猿の仲だったはずの叔父の経営する「剣光堂勝山」にも隠されているという。
情報提供者自身が勝山被告に依頼され、段ボール2箱を福井市森田に所在する剣光堂勝山に勝山被告の自家用車で運び込んだという。
段ボールの中身は、刀の装飾品や鍔が大量に入っていたらしい。
また、勝山被告自身も刀や槍を運び込んでいたという。
この情報からすると隠せるはずのない場所に被害者の刀剣類が、今も眠っていることになる可能性がある。
確かにガサに指定される可能性はゼロという画期的な場所に違いない。
しかし、叔父は何故に気が付かないのか。
もしかして・・なんていう疑惑も考えられるが。
どちらにせよ貴重な情報提供をムダにすることなく、被害者救済と真実一路を目標に、弁護士と連携して勝山トリックを解明していくことが先決だと思う。
勝山智充に真実を語ることがない以上、我々の手によって暴いていくしかないのです。
一年以上留置されているのに身勝手な主張ばかり並びたてる・・。
その0.1パーセントでも商いに活かせないのか・・全く情けない限りである。
村内代表の論説
来年、国体が開催される福井県で騒がれると困る事態が公判の中で起きていることをご存知であろうか。
どこの県でも珍しいことではないと思うが、活躍できる選手をわざわざ県外から引っ張って県の職員とかで採用し好成績を得るという県セールス・・・。
高校野球でも問題になった特待生システムじゃあるまいし国体くらい地元選手を強化し応援したいと考えているのは県人なら皆同じではないか。
敦賀気比の選抜初優勝に喜びを感じていたが、何か違和感がある・・。
選抜準優勝の福井商業の時は、もっと喜びに沸いた記憶がある。
やはり地元出身中学から地元福井商業が勝ち取った栄冠だったからだろう。
今回、裁判になっている事件は、嶺北支援学校の本多校長が、教諭に対し飲酒運転の濡れ衣を着せたという悪質極まりないもの。
この事件は、昨年12月にテレビ・新聞で報道され記憶に新しいと思う。
しかし、この事件は、学校責任者の単独パワハラのみならず、同僚の教諭のデタラメ証言による陰謀説が大きな問題になっているのだ。
で、問題の陰謀を説明すると原告教諭が、何も福井のことを知らない青森と富山の新任教諭をもてなしてあげようと自宅に招き手料理を御馳走し二次会三次会まで招待したという心温まる後輩思いの優しい原告教諭・・。
しっかり御馳走になった新任教諭は、「余は満足」状態で福井片町から午前5時頃タクシーに乗って自家用車を駐車した原告自宅までご機嫌さんで帰って行ったという。
ところが、この教諭たちお礼を言うならまだしも・・本多校長に「○○教諭は、飲酒運転をした!」「フェニックス通りを時速100キロで走った」等と大嘘をチクったものだから大変なことになってしまったのだ。
原告教諭は、校長室に呼び出されイジメを受けるは、実のお姉さんまで敦賀から呼び出され叱責されたり県庁呼び出し受けたことで、精神的にもガタガタにされ病院通いにまで追い込まれてしまった。
もともとこの本多校長は、原告教諭のことを目の敵にしており新任教諭二名の大嘘証言は、渡りに船だったのかも知れない。
今現在、裁判で証言の嘘を暴く直前まできており見逃せないところになっているという。
ただ、この2名の新任教諭の愛媛国体での活躍がテレビ・新聞で報道されており、来年国体の選手として活躍できるかは、裁判によっては微妙な情勢になっていることは云うまでもない。
昨今、自殺による悲しいニュースが絶えない中で原告教諭も自殺を考えたことが何度もあり、福井県教育界における悪態は決して無視できるものではなくなっている。
教育者が教育者をイジメ。
教育者が生徒をイジメる負のスパイラル現象・・。
池田中学だけがクローズアップされているが、麻生津・美浜の両中学校でも悪質な事態が、社会問題被害者救済センターに報告されている。
将来有望な子供たちを託すには、歪んだ教育者だけに任せておいて良いのか。
文部科学大臣が何度「遺憾」を発言しても人ごとのようにしか思われてないのではないか。
苦しむ子供たちを守っていくことに全力を尽くしていきたい。
村内代表の論説
今年8月に福井県鯖江市の国道8号線で一方的な進路妨害のトラブルによって殺人事件が起ころうとしていた。
鯖江市8号線を安全走行する夫婦の乗った乗用車が赤信号を確認し徐行運転をしていると、後方から高齢者が運転する一台の乗用車が猛突進してきてクラクションを連発したという。
そして停止線直前に突然割り込み危険運転をしてきた。
この高齢者、停止線上で車を放置し夫婦の乗用車に駆け寄り運転者を殴り口論となった。
運転者は、暴行事件を鯖江署に通報することを高齢者に伝え、そのまま付近のホームセンター駐車場に入った。
ところが、この高齢者が車内にあった鎌を振り回し夫婦の乗った乗用車に襲い掛かってきたという。
車内で恐怖に怯えていると、高齢者の次にとった異常行動は。
鎌では殺せないと思ったのか、車内からハンマーを持ち出し自家用車のガラスを割ろうとしたのだ。
ここで危機一髪、緊急サイレンの音が近づいてきた。
その音に気が付いた高齢者は、咄嗟に自身の自家用車に飛び乗り逃走を図った。
夫婦は、逃走車を追跡し警察と連携して高齢者を追い詰めることに成功した。
高齢者は、現行犯で手錠をはめられ連行されたという。
高齢者の自家用車からは、鎌とハンマーが発見され言い逃れできない証拠となったが。
この高齢者、いや被疑者は、自らのとった行為を否認しているというのだから、ふざけた人間性を感じる。
現在、書類送検され起訴に至っている。近々、刑事裁判が予定されているが、未だに反省の弁がないというのも納得できない。
安全運転を心掛けている運転者を危険にさらす輩には、重い罰を望みたいものだ。
危険運転から暴行傷害に至るケースは、以前にも社会問題被害者救済センターに相談があって刑事事件と発展した。
その後、被害者の個人情報を越前署が漏洩したことで昨年12月、テレビ・新聞で報道されたことも記憶に新しいが、最近の運転事情は、世代に関係なく凶暴化していると思われる。
いつの日か防弾ガラスや鋼鉄ドアが一般仕様される時代がくるのかも知れない・・・。
くれぐれもご注意をと願うばかり。
社会問題被害者救済センターに今月、不可解な死亡事件の情報が10月に入った。
福井市内でも人気店の店主が今から6年ほど前、自身が経営する店内厨房で数十ヵ所刺し傷がある状態で、出血多量により死亡していたという衝撃的な事件。
妻と娘とで店をきりもりし顧客からも信頼され腕も一流だったという。
付近の総合病院職員の溜まり場・御用達だったこともあり店は大繁盛していたのに、なぜ?
情報提供者によると店主が新規事業としてマグロの加工品を製造販売に乗り出し1000万程度の借金を作った。
銀行の他にも個人にも借りていたという。
その個人というのが、県内有名焼肉チェーンの○○店主だったという。
この店主、借金の取り立ては半端ではなく、店にやって来て飲み食いを散々やりまくり口調も命令形で代金も支払わないといった精神的圧力を掛け捲っていたという。
しかも利息は、高利だったともいう。
当時、店主の年齢も50代と腕に磨きがかかった絶頂期でもあった。
今のご時世、取り立ての強要は法律にも抵触し無届の貸金業は、リスクの大きいものと思われるのだが・・・。
店主が精神的に追い込まれた状況は、新規事業の不振にあまり関係せずして強引な取り立てと嫌がらせによるものが大きかったと思われる。
しかも自身の身体に数十ヵ所も自身の大切にしていた商売道具の包丁で刺したとなれば、壮絶極まりないもの・・。
この事件は、刑事民事事件には発展せず店も更地になっているという。
その後、取り立てた店主も自身の店にあまり出勤せず日中から酒を飲み歩いているという。
噂では、枕元に店主が現れ呪われているのでは・・・という噂まであるという。
○○病院の司法解剖があったというが、単なる自殺として扱うには違和感があり過ぎる・・。
公になることもなく風化させても良いのだろうか。
福井市の近藤實市議が今月4~8日、公務で米国を訪れた際、訪問団を一時離れ単独行動していたことが昨日(19日)の福井新聞で報じられました。
訪問経費は議会費(1人当たり約30万円)で賄われていましたから、急な病気などよほどの理由がなければ、単独行動など許されるはずがありません。
入国後、夜から翌朝にかけ、訪問先のブランズウィック市からニューヨークへ行っていたとのこと。
同僚議員や議会事務局が強く止めたにもかかわらず、強行したとのことです。
公務でない以上、私的な行動でしょう。
公務の訪米を私的旅行化した近藤市議の道義的責任は、公の人間として大変、重いものと言えます。
近藤市議にはこんな話もあります。
近藤市議は2015年、福井市会議員に初当選したました。
新人議員にもかかわらずその後、間もなく、イスラエルに個人的に旅行したのですが、それを公費で賄えと議会事務局にねじ込んだということ。
「イスラエルの教育を福井に取り入れたい」という理由と聞いています。
結局、反対に遭って公費は支出されませんでしたが、 公務になるほどイスラエルと福井に関連性があるとは思えず、当地の教育を取り入れる必要性が分かりません。
さらにその後、韓国スウォン市にも公費で行きたいと言っていたとのこと。
やたらと海外に興味があるようですね。
◆ ◆ ◆
近藤議員は会派を脱退、一人会派になりました。
新聞には近藤議員はニューヨーク入りについて何もコメントしてません。
会派脱退とかよく分からない行動をとるくらいなら、単独行動した理由を明確に説明するべきでしょう。
それが政治家というものではないでしょうか。
議会は近藤議員に議員としての適格があるのかどうかも含め、しっかりとした対応を取ってもらいたいものです。
福井市会をめぐっては、加藤貞信議員が2016年、福井市の議会控え室に設置してあった市所有の供用パソコンでアダルト画像を閲覧、議長時代には公用車を私的に使用した問題が浮上。
加藤議員は事実関係を認め謝罪しましたが、この際、本会議で議員32人中、23人が「市会としても市民の信頼を裏切った」として謝罪する異例の事態となりました。
結局、加藤議員には処分を下さず「みんなで誤れば怖くない」とばかりに、一斉に頭を下げて問題をなしくずしにしました。
今回の近藤議員の問題も、みんなで傷をなめ合おう、では許しません。
日本経済新聞が1面トップでスッパ抜いた「大飯原発1、2号、廃炉へ」。
翌日の朝刊では、各社が一斉に追っかけました。
ところが今日(19日)の新聞では、関西電力の森中・原子力事業本部長代理が福井県に対し、「廃炉の方針を固めたという事実は全くない」と伝えたとのこと。
我々一般市民には、なんだかよく分かりません。
「廃炉を検討している。年内には決める」と、もう廃炉へ前進しているという内容の報道から一転、廃炉は検討していないという矛盾した状況となりました。
じゃあ、もう廃炉にはならないの!?
全報道機関の大誤報ですか!?
そもそも、もんじゅの時も他の原発の時も、ぎりぎりまで廃炉すると言わなかったようで、今回もそのうち「廃炉します」と言うのかもしれませんが。
問題なのは、なぜこのタイミングで日経が「廃炉へ」のスクープをぶち上げたかということ。
さらに各社が続報で続いたと言うことは、誰かが裏をとらせたということです。
関電本体は公式に全く認めていないにもかかわらずです。
地元おおい町は「地元軽視だ!」と吼えております。
高浜原発3、4号機と大飯原発3、4号機の再稼働について地元認可は得ていますが(知事はまだですが)、ここで地元を怒らせても関電に得はないように思えます。
なんとなく政治の臭いがして参ります。
くしくも衆院選の真っ最中。
「廃炉へ報道」により、原発反対派は一定の評価をしているとの報道もありました。
原発反対を旗印にしている政党にとっては、争点がぼやける形となりそう。
あの手この手で「なんとしてもここで息の根を止めないと」という人たちがいるのでしょうかね。
(※ニューコーナーとして、当センター村内代表の論説を掲載していきます。)
全てを諦めるには早過ぎる・・・。
小生の事業所がある小さな町でまた、余りにも若過ぎる死亡事件の真相で全国が悲しみに揺れている。
今年、まだ肌寒い池田町に衝撃な事件が起きたことは、誰もの記憶に新しい。
中学二年の剣道部で成長著しく母思いの優しき少年。
父親の違う兄と二人兄弟の母子家庭というハンディーをものともせず一生懸命に生きていた。
なぜ誰も心中を察してあげられなかったのだろう。
池田町は、平成の合併にも参加せず独自の路線を歩むとして全国からも注目を浴びてきた過疎の町。
町長選の選挙もなく独裁的と揶揄されながらも・・。しかし、極めて風通しの悪い町づくりになっていたのではないか。
杉本町長に対しては、地元政界誌に何度か叩かれた経緯もある。
ひと際目立つ政治姿勢を評価する声もある中で、強引な政治力を揶揄する声も少なくなかった。
農水省のキャリアを引き抜き配下に置いたまでは良かったが。
亭主と子供のいる主婦と不倫関係になり、その結果、交際していた女性と別れる始末となり町中の笑いものになったこともある。
杉本町長の次に首長候補として育てていた最中のスキャンダル・・。
そして今から四年前の役場職員の東尋坊飛び降り自殺・・まだ22歳という若さで。
桜の花が綺麗な時季だった。
真相解明も聞こえてこない中で風化していった。
噂では、町事業の談合疑惑で犠牲になったのではないかという噂も。
初の共産党議員で議会も刷新されると期待していたが、期待外れに終わる始末。
横領疑惑の責任説明もしない町議に託すことが間違いであるのかも知れないが・・。
福井県では、教育者が教育者をイジメる事件で公判中のものまで存在する。
教師をイジメている環境で明日の日本を背負う子供たちに何を教育しようとしているのか。
まるっきり説得力がない。
黙祷を何度しようが、命は帰って来ないのだ。
事件に関係する教諭・家族は勤務先に休暇願を提出していて、自宅にも居ないと噂されているが、関係者本人は公に出て説明義務を果たすべきではないか。
教育委員会の指示を鵜呑みにするべきではないと思う。
関係者の家族には、施設に入所していたり体調を崩している人もいるという。
受験の失敗や就職で苦しんできた経緯を考えれば、人よりも苦労している持ち主だと思う。
だったら、何故に思いやってやれなかったのか・・・。
教諭採用に当たっても異色さを考えざる得ない・・。
自然豊かな町に澄み切った青い空が、見える日は、まだまだ遠く感じる。
町の要職が、町長の住む地域から多く輩出されていることも噂として絶えない。
少年の死を無駄にしてはいけない。
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