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【鬼手仏心】哲山会のブログ

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【毎日新聞誤報問題】検察審査会が不起訴不当

毎日新聞誤報問題
 検察審査会が不起訴不当
  「名誉毀損と認められる」

 杉田玄白記念公立小浜病院(福井県小浜市)の元医師の男性が、新聞記事により名誉毀損されたとして毎日新聞社の男性記者を刑事告訴し、福井地検が不起訴とした処分について、福井検察審査会が16日付で「不起訴は不当」と議決した。福井新聞が21日の朝刊で報じた。

 議決では「新聞記事は名誉を毀損すると認められる」と指摘している。また「一部について真実性が認められず、真実と誤信した相当の理由を認める証拠は見当たらないと判断した」としている。

 この事件では民事訴訟も同時に提起されているが、訴訟の中でも、同新聞の記者が明確な裏付けを得られていない状況が浮き彫りとなっている。例えば、同病院側は男性医師から看護師に送られたメールの全てを把握せず、看護師に完全な聴取もしていない。にも関わらず同記者は、病院側が処分を検討しているということを以って裏付け材料の一つとしている。また警察からの裏付けについては、つきまといとされる問題について警察が捜査をしていないのだから、警察に取材したと主張しても事実の裏付けとはなり得ない。

 今回の検察審査会の判断では、毎日新聞記者の取材について疑問符を付けている。民事訴訟の裁判官はこの点をしっかりと考慮し判断を下してほしい。
 万一、「裏付け取材は不要」とする判決をすれば、報道の根幹に関わる問題で、どんな噂話を書いても許されることになる。フェイクニュースと新聞報道との境界線はとことん不明瞭になり、情報化社会の上で大きな社会問題につながるだろう。

 この名誉毀損事件は、当センターが男性医師から相談を受け、2018年2月に刑事告訴した。福井地検は昨年10月に不起訴としていた。名誉を毀損したとされる毎日新聞の記事は2017年11月、男性が女性看護師に付きまとい行為をしたなどと報じた。
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