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【鬼手仏心】哲山会のブログ

 三権を監視する社会問題被害者救済・告発機関

【勝山剣光堂事件】不当契約が不使用に

 刀剣などを返還せず業務上横領に問われている福井市の勝山剣光堂に関し、大分県の消費者団体がトラブルを巡って差し止め請求し、裁判外の和解が成立していたことが福井新聞の報道で分かりました。

 和解を成立させたのは、消費者契約法などに基づき差し止め請求ができる適格消費者団体「大分県消費者問題ネットワーク」です。
 
 同団体は、勝山剣光堂の複数の契約条項が消費者契約法上問題があると判断し、昨年5月30日、該当する条項は無効として使用しないよう求めていました。

 その結果、不使用で合意しました。

 勝山剣光堂の契約条項は次のようなものでです。

・(刀などの委託に関して)警察や弁護士、消費者センターなどに通報や相談することは「迷惑行為」で、相談1回5万円以上、弁護士などへの相談1回10万円以上、訴訟30万円以上の迷惑料を請求する
・当社(勝山剣光堂)の任意で自由に請求額を調整でき、請求先を本人とその家族、その親戚、その勤務先、その友人関係に至るまで広げることができる
・当社にわずかでも迷惑が及んだ場合には即刻、預かり中の現品の所有権を剥奪し、手数料の全額精算する

 全く理不尽な条項ですね。

 これら合わせて10項目あったということです。
 
 和解は今年6月30日付です。

 同ネットワークは2015年に情報提供を受け調査していたということです。

         ■      ■      ■

 勝山剣光堂を巡って、福井県だけでなく県外でもこのような取り組みがあったということは、同社の被害が広範囲であったことを示すものです。

 また、われわれ社会問題被害者救済センターのような草の根の弱者救済の取り組みが、ほかの県でも存在していたことが分かり、大変、心強い思いです。

 大分県の団体は、法的手段を用いて実効性のある戦術で成果を生み出した様子で、素晴らしいのひと言です。

 報道によると同団体の井田雅貴理事長は「不特定多数の消費者被害を回復するために、今後も地域を問わずに適格消費者団体としての役割を全うしたい」と話しているそうで、当センターとも連携して取り組めればうれしい限りです。

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コメント

これは勝山事件で私が被害者になったので私が消費者ネットワークに相談し、厳正なる早期の対応・対策を強くお願いしたからで御座います。

  • 2017/09/12(火) 17:30:06 |
  • URL |
  • 大分県の精鋭 #-
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