村内代表の論説
福井地裁の勝山保釈決定・・・
勝山容疑者の刑事裁判は、月2回ペースで進められている。
厳しい検察官の追及に勝山節も法廷では不発に思える・・。
検察取り調べの際に述べた内容が、法廷では真逆に答え・・そこを追及されボロボロ感。
業者に委託した修理代金3万7千円に対し客に請求する額は、なんと25万円・・。
その差額は、勝山容疑者の技術料らしいが・・人間国宝級かと突っ込みたくなる。
調停員に伝えたことを無視された。
返還しない理由は「文化財を大切にしない」「謝罪しないから返還しない」「所有権は、顧客だと認識しているが謝罪がないから腹が立つ」等々、意味不明な勝山節を並びたて炎上する始末。
被告人弁護士も疲れている表情に見えるが・・・。
もはや、被告勝山の一方的言い訳に対して判事・検事が、一般常識をレクチャーしているシーンは、正に学園ドラマの教師と生徒に見えてしまうのは小生だけなのか・・・。
いつ強制執行されてもいいように模造刀を数十秒で組み立て用意していた等々、完全に執行官を冒涜していたことまで平然と述べ。
何故に模造刀を用意したかに対し「前回いい執行をしてくれなかった」等とお笑いコントか・・・って突っ込みたくなる。
勝山容疑者の漫談のような回答に・・・これで商売が成り立ってきたのか・・NHKで放映された人物なのか・・等々、考えさせられるのである。
◆ ◆ ◆
裁判傍聴で報告することは、まだまだ尽きないが・・11月9日の裁判で勝山被告弁護人から、保釈申請が伝えられた。
裁判長から、勝山容疑者に注意事項が伝えられると約束を守ることを誓った。
保釈申請は、これまでに何度か出ていた可能性もあるが、重要証人尋問が続く中でのタイミングに違和感があるというもの。
過去には、勝山容疑者が留置されているのにも関わらず、脅迫めいたメールが被害者に送付けられていたことや、被害者自宅の画像をわざわざ送り付け「燃え易いものを置くな」などと放火を仄めかす脅迫メール等々・・。
保釈して大人しくしていられるのかと強く憤りを感じる。
未だ反省することもなく一方的な主張を繰り返している人物を誰が保証するのか甚だ疑問であったが、11月20日法廷に登場した勝山容疑者の両手には、手錠も刑務官の姿はなく保釈されていたことが判明した。
生活に困窮し金銭面も苦しいと主張していた勝山妻だったが、保釈金の余裕はあったのか・・。
このことは、被害者にとって恐怖と悪夢と激しい憤りを発することになる。
保釈理由を裁判所が、公開することはないだろうが、被害者心情を無視した決定に被害者の会として到底納得できないことは伝えておきたい。
本件で体調を崩している人や無念の思いで亡くなった人もいる。
実刑判決の可能性が高い人物の保釈には、何が起きても責任を負えるのか・・全国から注視されている凶悪事件としての認識が足りないのではないかと考える。