【鬼手仏心】社会問題被害者救済センターのブログ

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【旧武生信金不正融資】金融庁は襟を正せ!

 コラム鬼手仏心 by管理人
 金融庁は和解の事実を真摯に受け止めよ

 2011年に明るみとなった旧武生信用金庫の不正融資事件。
 社会問題被害者救済センターの村内代表が陣頭に立ち、長年、戦い続けてきました。

 村内代表が職員から相談を受けたのが事の始まり。
 内部では支店長によるヤクザまがいのパワハラ、管理職による支店内での強姦事件など、とんでもない事態が横行していました。
 そして、これらの被害とともに、酒造会社への不正融資の事実も持ち込まれました。

 村内代表は矢継ぎ早に、警察への背任容疑での告発、民事の会員代表訴訟を繰り出しました。
 手ぬるい様子の福井地検に業を煮やし、名古屋の高検へ直談判しに赴いたこともあります。
 さらに共産党議員に情報提供し、参院財政金融委員会で問いたださせることに成功しました。
 
 ただ、刑事事件は結局、不起訴。
 検察審査会にも持ち込みましたが声は届きませんでした。
 参院でも当該の共産党議員がこの日(初の質問の日)を第1回として、シリーズで取り組みたい」としていたのが、いつの間にか腰砕けになり雲散霧消する結果となりました。(なんで腰砕けになったのか、真相を究明したいところです)

 一方で金融庁は参院でものらりくらり。
 武生信金を監督していた金融庁傘下の北陸財務局は、報道機関の取材に対しても「個別事案には答えられない」を繰り返すばかりでした。
 
 結局、どの公的機関も事の真相を明らかにする努力を怠ったわけですが、ここで民事訴訟が和解。
 旧経営陣が事実上、不正融資の事実・責任を認める形となったのですから「検察、金融庁、北陸財務局は今まで何をやって来たのか」と言う点が浮き彫りとなりました。
 
 検察は起訴便宜主義とはいえ「この事件の社会的問題点をどう考えているのか」という思いですが、特に問題なのは金融庁、北陸財務局でしょう。
 地域に密着した役割の金融機関である信金が、一般事業主には数%の金利を取りながら、不正融資した酒造会社には最終的に0・1%という恐るべき低利で融資していました。
 そして乱脈融資を繰り返し、最終的に破たん寸前となった信金は福井信金に事実上の吸収合併となりました。
 ワンマンで帝王気取りの元理事長が、このとんでもない経営を主導したことは明らかで、その上、パワハラ、セクハラを繰り返すお気に入りの管理職を放置しました。

 北陸財務局はこの事実が明るみになる前にも、信金職員から内部告発を受けていたことが明らかになっていますが、何も手を尽くしませんでした。
 公になった後も、事実を究明しようとせず、また「犯罪があると思料されるときは告発しなければならない」と刑事訴訟法に定められているにも関わらず何もしませんでした。
 
 地方の財務局と信金との癒着は公然の問題となっており、以前は財務局職員への「飲ませ、食わせ、抱かせ」が横行していたというのですから(今もあるかもしれません)、構造的な問題と言えます。
 銀行の場合は監督するのは金融庁本体ですが、ある銀行員は不正融資事件を知り「財務局はこんないい加減な金融検査なのか!」と絶句していました。

 金融庁はこの不正融資事件の問題点をしっかりと洗い出し、財務局をしっかりと監督。
 財務局は血を流すつもりで自浄し、健全な金融機関の監督に努めて欲しいものです。
 
 おかしな事があれば、社会問題被害者救済センターにご一報を。
 
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